The Unilever Series
Tate Modern関連でもう一つ。
僕が訪れた時期にちょうどAnish Kapoorのエキシビジョンをやっていました。当時は日本でも雑誌の表紙になったりもしたので覚えている方もいると思います。
Anish Kapoorは91年にターナー賞を受賞した彫刻家でThe Unilever SeriesはTate Modernの大きな吹き抜け(ここは元火力発電所でそのタービンホール一杯に作品が展示されていました。高さ35m幅23m長さ150mで30トン以上の大きさを誇るこの作品は世界最大級という話でした。
噂には聞いていたのですが、やはり実際に見た時のインパクトは凄かったです、「圧巻」という感じで。作品として云々以前にもう唯「そこにある」事が強すぎて思索する事すら拒否された感じでした。
手元に写真が残っていたので今更ですがご紹介。




Lobster Telephone
お気に入りの一枚。
ダリの作品の中でもかなり有名なオブジェ。
個人的には初めてダリに触れた時に受けた絵画のインパクトよりも
これを見た時の衝撃が忘れられません。
ダリの作品についての諸説云々は評論家の方々にお任せするとして、
初めは画集で知ったこのオブジェ、まずキタのが名前。
日本名『えび電話』って。でも英語作品名も『Lobster Telephone』、まんまだ。
デザイン的にも印象深くていつか本物を見たいと思いつづけていましたが
一昨年LONDON Tate Gallaryに行った際に見ることができました。
想いかなって暫し感動した後に思いっきり笑いました。
だって、ほんとにそのまんまなんですもの。
でもそういう事で良いんだと考えます。
作品意図とか作者の思いとかが全てストレートに伝わる訳ではないし、
アートもデザインもコミュニケーションであって、
送り手と受け手のポイントがずれれば別の解釈が生まれる訳で。
僕には単純に面白くて好きだ。という気持ちになったんです。

宗教美術
美術の歴史は宗教から始まったと言い切る事は決して
大きな相違にはならないと思う。
一方で政教分離が起こったのは歴史的には近年で、
未だに政教一致の国政を取る国も数多く存在する。
神様をその無形の存在を強く認識させるために、
それによる民衆意識の統一を図るためにはその偉大さや
圧倒的な存在感を強める演出が必要だった訳で、
本殿に辿り着くまでの長い参道や逆光を取るための
神殿の建て方なんかもそれを実証する物である。
キリスト教会のステンドグラスはそれこそ日の光を
芸術まで昇華させた一つの形なのだ。
などと旅先で教会を訪れる度にふと思う訳です。
僕が普段行っているデザインという領域も源流はここにあるのだなと。

rapidly mage blog**のこと
はじめまして。
rapidly mageと名付けたサイトで主にグラフィックの作品を発表してます。
ここでは、日々徒然に思う事、デザインまわりの事などを
書いて行きたい思います。

