在りし日
ほぼ10年ぶりに母校を訪れてみた。といっても別段用事があった訳ではなく、何となく単にピクニック気分で。
同じ都内な筈なのに端の方にあるので、電車でおっちらおっちらと行っても簡単に1時間半はかかってしまう。今思えばよく毎日一限に間に合うように通っていたものだ。
天気は上々、山の方は涼しいかな?と思って出かけたのに、初夏並みの日差しで駅から校舎までの道のりだけでもじっとりと汗ばんでしまった。この道もよく通ったものだと思いつつ。
10年の歳月はそれほどさらっとしたものでも無く、新校舎だった建物も所々塗装が剥げ、知らない建物が生えていた。どうやら来年からは大学院も出来るらしい(僕らの在学中は研究生というものしか無かった)。僕の在籍していたバンド部(いわゆる軽音)の連絡ボードにはDJが何たらとか書いてあったし、やっぱり時は流れているようだ。
唯、あの永遠とも感じられた、だらだらと続く時間の流れはやっぱり健在で、留年するぞ!なんていう教授からの警告文や山のような休講のお知らせも、ふふふ、変わっていない。
