laputa
ある時期以降、入道雲=ラピュタというメージが頭から離れません。宮崎駿監督作品「天空の城ラピュタ」に完全にやられているという事ですが、夏、青い空、くっきりと入道雲=「あぁ、ラピュタだ。」という分かりやすい連想が常に頭の中で回ります。
そもそもラピュタ「Laputa」はジョナサン・スウィフトによる「ガリバー旅行記」の第三編に登場する空飛ぶ島の名前である事は有名ですが、イギリス文学の中では最も親しまれているこの物語は、児童文学としての冒険活劇的な物語よりも風刺に満ちたブラックヒューモアな物語の側面が本来の姿といえるでしょう。ラピュタは当時のイングランドを示し、地上はアイルランド。イングランドによるアイルランド支配を風刺したものと言われているそうです。
文学的は話はこれ以上、にっちもさっちもいきませんが、「天空の城ラピュタ」に登場するラピュタのイメージは本家のガリバー旅行記を凌駕しているように見えます。少なくともネット上の検索では圧倒的ですね。
宮崎駿監督の描いたラピュタのモデルについては諸説紛々あるようですが、特に明言されていないようです。説としてでているのは、「フランスのモンサンミッシェル島」、マグリットの「ピレネーの城」、ブリューゲルの「バベルの塔」辺りです。
個人的にはバベルの塔が一番近いかなと。 人間の神に対する冒涜的な意味合いや雷等のキーワードが重なるあたりが。
という事で、本日のラピュタ。

