bone or bone
動物の骨格の形状は面白い。すべての駆動を合理的に成す為に途方も無く長い時間をかけ進化してきた無駄の無い形状といえるでしょう。ヒューマノイドや人型ロボットの開発における最大のネックはまさに軽くて丈夫な骨に替わる材質と筋肉同様の力を出せる駆動機関の開発だと聞いた事があります。ロボットに関してはだいぶ近づいてきましたね。
化石、骨であり骨でないもの。地中に埋没した骨がバクテリアに分解され空いた空洞に鉱物が流れ込んで固まったもの。定義としては鉱物以外でも良いそうですが。そういう意味では、僕らはその当時の恐竜やら動物やらの骨をそのままに見ている訳では無く、置き換えられたレプリカを見ているようなものです。
写真はOxford Universityの自然史博物館。3世紀に渡って収集されてきた動物学、昆虫学、化石学、鉱物に関わるコレクションを保存展示、大学の自然科学トレーニングセンターとしても利用されている場所です。また「アリスの不思議な旅」の作者ルイス・キャロルの遺稿などもありました。建物はヴィクトリア建築で、鉄細工を多用したもので建物そのものが歴史的価値のある所。美術館・博物館はそういったケースが多いですね、ルーブルもベルサイユ以前宮殿でしたし。
恐竜の化石やマグロの骨等は、どこで見てもさして変わらないはずですが、鉄骨ガラス張りの天井と骨のコントラストが近くて良かったです。ヨーロッパの博物館にしては展示スペースもそれほど広くないのですが、逆に空間一体となった展示手法と受け取れました。


