Clover
デザインという言葉から導き出されるジャンルの中にシンボル・デザインが挙げられます。デザインの歴史の中でもかなり古い時代から確認する事ができ、分かりやすい所では日本だと家紋、ヨーロッパの紋章も続柄や家系を示すものですから同意でしょう。これらは転じて現在では企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)にも繋がって行きます。国旗もその象徴かも知れません。
シンボル・デザインはシンボル(象徴)のデザイン。他者間で共通認識されたイメージの形態をシンボルと呼ぶとすれば、まさに分かりやすくそれを指し示すイメージである必要がある訳です。
普段の生活の中で僕たちが目にするものや新しく作られたものは既に出来上がったシンボルイメージの文化を前提にしてさらに昇華させている部分があり、本来それが指していたイメージと遠くなっている場合が多々あると思います。
例えば、交通標識等で禁止を表すのにシンボルイメージ上に左上から右下に線を引きますが、これは英語のNOをデザイン化したものが始まりと言われています。しかしシンボルイメージの上に右上から左下に線を引いて禁止を表すデザインをしているものも結構ありますね。それでも皆直ぐに意味を理解できるのは別にNOまで遡って解釈しなくてもすでにその表現は形如何に関わらず禁止の意味が共通認識としてあるという事なんでしょう。
さて、僕の中でちょっとしたクローバーブームです。別に集めたりはしてませんし、最近いろんな所で素敵なビジュアルとして見る機会が多かっただけかもしれません。
クローバーは欧米では200種以上が生息しており、日本ではもっともポピュラーな帰化植物です。学名をTrifoliumといい、これは「三つ葉」という意味だそうです。クローバーは歴史的に宗教色が強く、古来より守護の力を持つものとして知られており、ケルトの宗教ではお守りとして親しまれていたそうです。 アイルランドがキリスト教を受け入れる際にはその三つ葉を三位一体の教え(信仰、希望、愛)として認めさせたとの事です。故ににアイルランドはクローバーを国花としているのです。
また四葉のクローバーは幸運の象徴としても有名です。10万分の1の割合で生えるそうですから納得。更にキリスト教圏では十字架にみたてて希望、信仰、愛、幸運のシンボルにもなるようです。
そういえばクローバーはトランプの4種の一つですが、ハートはいつから今の形なんでしょうか?クローバーはそのままですから分かるんですが、ハートをそのまま心臓と捉えたとすると、別にハートの形していない気がするのですが。
メールやら漫画やらハートマークを目にしない日は無いほど沢山使われているのに元来なんだったのか知らないです。ネットで調べる限り見つかりませんでした。

